明日もきっと、ライトノベルと

読んだラノベの感想・レビューを載せています。面白かったもの、刺さらなかったもの。両方とも基本的にはレビュー作っていきます。楽しんでもらえれば幸いです!

毎日死ね死ね言ってくる義妹が、俺が寝ている隙に催眠術で惚れさせようとしてくるんですけど……!【感想・レビュー】

 どうも、にまめです。今回は、『毎日死ね死ね言ってくる義妹が、俺が寝ている隙に催眠術で惚れさせようとしてくるんですけど……!』の感想を語っていきたいと思います。

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高校生にしてライトノベル作家である市ヶ谷碧人。義妹をヒロインにした小説を書く彼は、現実の義妹である雫に毎日死ね死ね言われるほど嫌われていた。

ところがある日、自分を嫌ってるはずの雫が碧人に催眠術で惚れさせようとしてくる。つい碧人はかかってるふりをしてしまうのだが、それからというもの、雫は事あるごとに催眠術でお願いするように。

お姉さん系幼馴染の凛子とも奪い合いをし始めて、碧人のドタバタな毎日が始まる。

ツンツン妹が催眠をかけてくる超異色ラブコメ開幕!

ブッとびヒロイン

 すごく性癖に刺さりました(笑)。ぶっちゃけ万人に勧めたいと思う作品ではありませんが、タイトルを読んで自分が好きそうだなと思ったら、ぜひ読んでほしい作品でしたね。

 さて、とにかくヒロインが変態な作品でした。そのおかげか、コメディパートが引き立っていてとても楽しめました。いやあ、いくらなんでもやばすぎでしょう。細かいところはぜひ本作を読んでいただきたいのですが、とにかくぶっ飛んだ義妹でした。

 深く考えるにはちょっと薄いかなとも思いますが、催眠術による罪悪感からキャラの成長を描いていくという構図も面白かったです。このテーマがあることで、全体のお話がうまくまとまっていた感じがありますね。

 兎にも角にも、コメディとして大変尖っていて面白い作品だったと思います。ラブコメに関しても、重めのツンデレヒロイン大好きなので性癖に突き刺さったという感じです。よかった。

 

最後に

 うーん、オススメかどうかは難しいところなんですよねえ。僕は少なくともよかったです。ただ勧めづらいというか……かなり評価が分かれるところだとは思います。

 

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