明日もきっと、ライトノベルと

読んだラノベの感想・レビューを載せています。面白かったもの、刺さらなかったもの。両方とも基本的にはレビュー作っていきます。楽しんでもらえれば幸いです!

人生∞周目の精霊使い【感想・レビュー】

 どうも、にまめです。今回は、『人生∞周目の精霊使い 無限の歴史で修業した元・凡人は世界を覆す』の感想を語っていきたいと思います。

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この世界で唯一、時空の精霊クロノスとの契約に成功した精霊使いのジレッドは“過去転移”の力で、自ら師となって幼い自分自身を育てることで、最強の力を得る方法を編み出す。

「これならできる。俺は召喚術を極められるぞ」成長した自分と融合し、さらに“過去転移”を繰り返すことで、無限に近い人生を歩み始めたジレッドは、学園や戦場で出会う人達から賞賛と名誉を与え続けられ。ついには精霊使いの頂点ヘと至る!

そして全てを極め最強となったジレッドは、真に大切なものを守るため、理不尽で残酷な世界と戦うことを決意する!世界を覆すエレメンタルファンタジー!

無限の時間で最強に

 ぶっちゃけ刺さりませんでした

 なにか新しさも感じませんでしたし、まあタイトルを読めばこの一冊の内容は容易に想像がつくことでしょう。

 のっけから最強というわけではなく、この一冊で最強へと至るため修業が行われるわけですが、その修業が大変というわけでもありません。なので、最強に至るまでの道筋がただ淡々と語られているような気分になります。

 それなら、いっそ最初から最強の方がよかったのではないかと思えるほどです。

 精霊の設定には確かに面白いものがありましたが、取り上げるのならば面白さはそこくらいかなと。

 加えて、真の戦いはここから始まる、という風に描写されていましたが、主人公になんの共感も憧れも、応援したい気持ちもないため、正直続きが読みたいと思う気持ちになりませんでしたね。

 

最後に

 うーん、師走トオルは好きな作家なので、残念だなという気持ちが大きかった一冊でしたね。

 

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