人生∞周目の精霊使い【感想・レビュー】
どうも、にまめです。今回は、『人生∞周目の精霊使い 無限の歴史で修業した元・凡人は世界を覆す』の感想を語っていきたいと思います。
無限の時間で最強に
ぶっちゃけ刺さりませんでした。
なにか新しさも感じませんでしたし、まあタイトルを読めばこの一冊の内容は容易に想像がつくことでしょう。
のっけから最強というわけではなく、この一冊で最強へと至るため修業が行われるわけですが、その修業が大変というわけでもありません。なので、最強に至るまでの道筋がただ淡々と語られているような気分になります。
それなら、いっそ最初から最強の方がよかったのではないかと思えるほどです。
精霊の設定には確かに面白いものがありましたが、取り上げるのならば面白さはそこくらいかなと。
加えて、真の戦いはここから始まる、という風に描写されていましたが、主人公になんの共感も憧れも、応援したい気持ちもないため、正直続きが読みたいと思う気持ちになりませんでしたね。
最後に
うーん、師走トオルは好きな作家なので、残念だなという気持ちが大きかった一冊でしたね。