失恋後、険悪だった幼なじみが砂糖菓子みたいに甘い【感想・レビュー】
どうも、にまめです。今回は、『失恋後、険悪だった幼なじみが砂糖菓子みたいに甘い』の感想を語っていきたいと思います。
幼なじみゆえに
副題がビターのちシュガーということでしたが、まさしくその通り。苦くて甘い恋のお話でした。結論から言って、好き。
とにかく僕はヒロインの心愛がぶっ刺さりましたね。いじらしくて若干重そうなところとかたまらないですね! いやっほう! ツンデレ気味で微ヤンデレとか最高かよ! はは!
まあそんなわけで僕の性癖が世に晒されたということで。とにかくヒロインがぶっ刺さったので内容云々は置いといて終始楽しかったです。
内容はと言いますと、こちらもすごく面白かったです。文章も含めて、まず全体的にどっしりとした安定感があったので、心地よく物語を楽しむことができました。そして、とにかく幼なじみという関係がとても丁寧に描かれていましたね。
どうも最近、「幼なじみ」という属性が、もう肩書だけで属性の意味すらなくなっているキャラが多いように感じていたのですが、この作品はタイトルにワードが入っていても恥ずかしくないくらいに「幼なじみ」が一つのテーマとなっていました。
幼なじみという関係性があってこその絶妙な距離感がそこにはあって、「これは面白いぞ!」とつい言ってしまいました。ぜひ読んでみてその雰囲気を感じ取ってもらいたいと思います。
最後に
解決していない問題も多く、続きが楽しみな一冊になりました。