僕の軍師は、スカートが短すぎる【感想・レビュー】
どうも、にまめです。今回は、『僕の軍師は、スカートが短すぎる ~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下~』の感想を語っていきたいと思います。
心理学でスカッとサラリーマン
本作のヒロインは人間の心理に長けたプロデュースの天才ということでしたが、その設定がとても活かされた内容だったと思います。
ライトノベル作品ということで美少女が活躍するデフォルトされた雰囲気でしたが、読んでいた気分的には、メンタリストのDaiGoが味方に付いて、サラリーマン生活を豊かにする物語といったところでしょうか。
舞台が現実と言うこともあり、数々の困難を解決していくさまにはとてもスカッとしました。知識系チートものの爽快感に近いでしょうか? こう表現すると賛否あるかもしれませんが、それに近い感覚を僕は覚えましたね。
キャラクターたちにもそれぞれの魅力があり、ラブコメとしても楽しめました。社会人×JKの組み合わせは最近多くみられましたが、その中でも割と合理性のある設定に仕上がっていたかなと思います。僕は納得できましたし、特に引っかかるほどの違和感はなく読み進めることができたので、この手の構造が苦手だという人にもお勧めできる作品だなと思いました。
なにより、主人公の史樹とヒロインの穂春が二人ともいいキャラクターをしていたなと思いました。詳しくは言えませんが、史樹からは大人らしさと男らしさを垣間見ることができましたし、穂春にも彼女なりの悩みをストーリーを通して知ることができました。そのへんが楽しめたのもよかったかもしれませんね。
最後に
副題の『~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下~』いるかなーと思ってしまいました(笑)。まあ確かに注目度の上がるワードだとは思いますが、なんだかタイトルには要らなかったんじゃないかなと読後思ってしまいましたね。