我が魔道書は此処に在り【感想・レビュー】
どうも、にまめです。『我が魔道書は此処に在り 没落貴族と魔道学院』の感想を語っていきたいと思います。
新たな魔法学園もの
王道を征く作品という感じでしたね。ラノベでの「魔法学園もの」をしっかりと踏襲していたと思います。
魔法ファンタジーも数ありますが、この作品での題材は『魔道書』と『成り上がり』といったところでしょうか。ただ成り上がりとはいえ、あからさまなどん底というわけではなく、あくまで没落してしまった家名の復興という、比較的ポジティブな成り上がり要素でした。
特に魔法の見せ方は面白かったですね。本作の魔法は理論的なものがあるらしく、所有する魔道書によって個性があります。その違いの見せ方というのが面白く、いい魔法ファンタジーの世界観となっていたのではないでしょうか。
主人公とヒロインの関係性や学園内での関係の作り方、展開の進み方など、どれも面白かったと思います。読みやすく、つまるところもありませんでした。しかし、これといったインパクトがなかったかなあと。良くも悪くもうまくまとまっていました。
最後に
まだまだ謎の多い部分があります。これからどんどん話が広がっていくことになると思いますが、それがどうなっていくのか楽しみにしていたいと思います。