我が弟子が最も強くてカワイイのである【感想・作品紹介】
レモンティー飲みすぎてレモンになりそう。どうも、にまめです。今回は、『我が弟子が最も強くてカワイイのである』の感想を語っていきたいと思います。ネタバレなしです。
史上最強の師匠バカ、爆誕
世界最強の魔術師が弟子を取り、親バカならぬ師匠バカが爆発してしまうというファンタジー。
読者としては、主人公である魔術師のテオとその弟子であるアリエッタの両方を愛でることができます。テオは世間知らずな感じと無自覚な師匠バカっぷりがかわいいし、アリエッタはその純真無垢で素直な弟子っぷりがかわいらしい。
最強系はあまり読まないのですが、この作品における”最強”要素はちょうどよかったですね。作品のコンセプト的に、最強主人公が無双するというよりは、その最強が弟子の成長を見るために一歩引いたところにいる、という印象でした。僕にはその塩梅がちょうどよく、その設定がストーリーともうまくかみ合っていたと思います。
ただ、今のところ弟子であるアリエッタの成長が、設定という面からしか伺えず、バックボーンも大してないため、読者からして愛着がそれほど湧かないかなと感じてしまいました。これから大きく成長が見られる場面が増えてきたらうれしいと思いました。
また、大筋の展開もほとんど予想できる展開で、わくわくできる場面や熱くなれるシーンがなかったかなので、そこが残念だったかなという感想でした。
最後に
面白くなっていく設定だとは思いますが、展開などが少し残念だったかなという印象でした。ですが、まだまだこれから面白くなっていく余地はあると思うので、気になる方はぜひ読んでみてください。
まとめ
キャラクター:★★★☆☆
世界観・雰囲気:★★★☆☆
展開・テンポ:★★☆☆☆
設定:★★★★☆