明日もきっと、ライトノベルと

読んだラノベの感想・レビューを載せています。面白かったもの、刺さらなかったもの。両方とも基本的にはレビュー作っていきます。楽しんでもらえれば幸いです!

デート・ア・ライブ21 十香グッドエンド 上【感想・ネタバレあり】

 ついにポケモンを買ったにまめ。バイトもろくにせず、課題は終わらず、生活は手につかず……彼の世界は緩やかに終焉へと近づいているのであった――というわけでどうも、にまめです。今回は、『デート・ア・ライブ21 十香グッドエンド 上』の感想を語っていきたいと思います。

f:id:nimamega:20200804065314j:plain

DEMとの最終決戦。始原の精霊―崇宮澪との戦いから一年。そして夜刀神十香が消えてしまってから一年。元精霊の少女たちは過去と向き合いながら未来へと進み始めていた。

五河士道もまた喪失感を抱えながら精霊が消滅した世界でのいつも通りの日常が始まると思っていた。存在しない精霊の少女と出会うまでは―。

「―君、は…」「…名、か。…そんなものは、忘れた―」

世界を否定するかのように世界を壊す少女を前に琴里は士道に言う。

「あなたの出撃は認められないわ」

さあ―私たちの最後の戦争を始めましょう。

それぞれの”その後”、そして『ビースト』とは

 読み終えたくないという理由からずっと積んでいたデアラに、ついに手をつけました。そんなわけで、最終回の前編、十香グッドエンドの上巻を読んでいきました。

 今回の物語は、澪との戦いから一年後の物語。精霊が消失し、十香も消えてしまった士道たちの日常と、それぞれのキャラの”その後”に触れていく物語でした。

 上巻ということで大きな物語の展開はなく、流れのあるアフターストーリーのような感覚でしたね。どの編も感慨深く、様々な感情が胸に押し寄せました。

 デアラでの一番の推しキャラは折紙なのですが、彼女の章は彼女らしさが濃く出ていたストーリーになっており、思わず笑みが出ました。

 折紙、二亜、狂三、四糸乃、琴里……それぞれのその後、そして成長には見ていて去来するものが多く、一言ではこの感情を言い表せません。平穏を手に入れた彼女たちへの安心感とか、初登場以来見せてくれた様々な表情であるとか。

 それを改めて感じた21巻だったと思います。あー、終わっちまうのかあ。と思いながら読んでました。

 そして、突如現れた新たな精霊(?)である『ビースト』。彼女はいったい何者なのか、それとも消えてしまった”彼女”なのか――期待を胸に抱きつつ、22巻を読んでいきたいと思います。

 

最後に

 がっつりとした感想は下巻を読んでからしたいので、今回はあっさりめで。さあ、早く続きを読もう。

 

まとめ

総評:★★★★★

 

 

www.amazon.co.jp