明日もきっと、ライトノベルと

読んだラノベの感想・レビューを載せています。面白かったもの、刺さらなかったもの。両方とも基本的にはレビュー作っていきます。楽しんでもらえれば幸いです!

痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった【感想・ネタバレあり】

 ラブコメを連続で読みすぎて頭おかしくなってきた。高校生の恋愛を追体験しまくったので、実質今僕は高校生です。あとヒロインがいます。というかいろ。どうも、にまめです。今回は、『痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった』の感想を語っていきたいと思います。

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「諒くん、正義の味方みたい」

高校二年生の高森諒は通学途中、満員電車で困っている幼馴染の 伏見姫奈を助けることに。

そんな彼女は学校で誰もが認めるS級美少女。まるで正反対の存在 である姫奈とは、中学校から高校まで会話がなかった諒だったが、 この件をきっかけになぜだか彼女がアピールしてくるように!?

「はい、諒くん。あ~ん」

「……くっついても、いい」?

「無防備って、こういうこと」?

積極的にアプローチをかける姫奈、それに気づかない諒。 「小説家になろう」の人気作――歯がゆくてもどかしい、 ため息が漏れるほど甘い幼馴染とのすれ違いラブコメディ。

※本作は幼馴染との恋模様をストレス展開ゼロでお届けする物語です。

イチャイチャ度100パーセントでお送りするラブコメ

 まあ、いちゃいちゃされましたね……これでもかというくらい。伏見のアプローチのアグレッシブさと、垣間見える純粋で初心な感じがギャップがあってよかったです。お腹いっぱいです。

 ただ、胸きゅんできる場面は多かったのですが、あまりにも波がなくて面白みに欠けましたね……。コンセプトがストレスフルな恋模様ということだったので間違ってはないのかもしれないのですが、果たして物語として本当にいちゃいちゃし続けるというのもすごいなと。コメディに振り切ってるならまだわかるんですが、妙にきれいな世界観だったので波が欲しくなってしまい、どうしても素直に楽しめませんでした。

 あと、さすがに主人公鈍感すぎだろと。僕は『鈍感主人公なんて今どき受けない!』なんてことはないと思いますし、むしろウェルカムです。ですが、相当わかりやすいアプローチに対して若干気づいているのにもかかわらずシラを切り続け、微妙な距離感に浸っている諒に正直苛立ちました。

 鳥越の出番もすごい少ない上に、起こった事件も簡単にまとめて片付けられてしまって悲しかったです。個人の意見ですが、本当にただいちゃつきを見せつけられただけといった印象になってしまいました。

 

最後に

 ラブコメを純粋に楽しめなくなってしまったのは歳も関係しているかなと思います。ですが、この作品に関しては、少し中途半端なところが多かったかなとぶっちゃけ考えてしまいます。滑り出しはいいと思ったんですがね……。

 今回はここらで終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

まとめ

ジャンル:ラブコメ

面白さ:★★☆☆☆

 

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