夢見る男子は現実主義者1【感想・作品紹介】
部屋を大掃除しましたが、気持ちがいいものですね。きれいな空気を感じられている気がします。……決して、なにかから逃げているわけではありません。どうも、にまめです。今回は、『夢見る男子は現実主義者1』の感想を語っていきたいと思います。ネタバレなしです。
あらすじ
主人公・佐城渉は同じクラスの美少女・夏川愛華と付き合うべく、その想いを気持ち悪いぐらいにぶつけ、アプローチを続けていた。
しかしそんなある日、フツメンすぎる自分では釣り合わないのではないかと思い始め、適切な距離を取り始める。急に常識的な接し方を始めた渉に、愛華は戸惑ってしまう。その態度はまさしく、恋する乙女のようなもので――無自覚で鈍感な二人のラブコメディ・開幕!
こんな人にオススメ!
・両想いなのにくっつかない、すれ違い系ラブコメが見たい!
現実主義者の主人公・佐城渉
このラブコメのなにがよかったか。色々ありますが、やはり主人公のキャラがすごくよかったですね。
まずとてもバカです。アホです。男子高校生らしく下心満載だったり、ヒロインの夏川に対する夢中具合が異常だったり。キャラ自体がクスッと笑えるような、ちょうどいい愛すべきバカでしたね。
そして、妙に一歩引いて引いて人を見ているところが、ギャップとしてキャラクターになっていました。ただの夏川大好き人間かと思いきや、どこか他人にとげがあるような態度。知らない人に対して、薄い壁を作っている感じがして、渉のキャラの一つとして印象に残った感じがしました。
そんな彼にどんな過去があるのか気になるところですね。
実際どんなキャラなのか、気になる方はぜひ読んでください。
ツンデレ系ヒロイン・夏川愛華
この作品は、渉と夏川の両片想いを楽しむ作品だと思ったので、ヒロインの紹介もしていきたいと思います。
夏川愛華は超美少女らしく、渉みたいなフツメンからしたら高嶺の花だそうです。どんな個性があるのかと言われれば、僕は他作品のキャラクターと大きな違いを見出すことはできません。ただ――圧倒的無自覚系ツンデレです!
ここまで無自覚ツンデレにステータスを極振りされたキャラを僕は久々に見ましたね! 普通、なにか悩みを抱えていたり、プラス要素でパンチのある設定があるものですが、純度100パーセントのツンデレ! 何度も言いますがツンデレ! ツンデレ万歳!
興奮してしまいましたが、ツンデレ好きにはたまらないヒロインだと思います。ストーリー自体の設定も夏川のツンデレ具合を際立たせてくれるようになっており、きゅん死できること間違いなしです。
最後に
感動するとか展開が面白いとかそういうのはなかったかなと。ただ、ラブコメ度の純度が高く、ラブコメ好きとしてはとても楽しかったです。また、時折見せるキャラクターたちの人間くささにも驚かされましたね。
今回はここらで終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめ
ジャンル:ラブコメ
面白さ:★★★★☆
魅力:両片想いの二人の姿に、笑ってキュン死できる。