明日もきっと、ライトノベルと

読んだラノベの感想・レビューを載せています。面白かったもの、刺さらなかったもの。両方とも基本的にはレビュー作っていきます。楽しんでもらえれば幸いです!

嘘嘘嘘、でも愛してる【感想・作品紹介】

 最近、気温の変化が激しいですね。エアコン要らずというのは嬉しいものですが体調には気をつけたいです。そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『嘘嘘嘘、でも愛してる』の感想を語っていきたいと思います。ネタバレなしです。

 

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記憶喪失の俺が目を覚ました病室には、三人の美少女がいた。

平然とデレてくるクールセクシーなクラスメイト・色町紙織。

スポーツ万能で密着過多なアホ可愛い幼なじみ・花屋敷花蓮

ちょいウザ素直でグイグイくるスレンダー女友だち・雪縫霙。

彼女たちは俺のことが好きらしく、手作りのお弁当をあーんしてくれたり、下校中にいちゃつきながら密着してきたり、勇気を出してデートに誘ってくれたり――あの手この手で俺にアプローチしてくる。うらやましい生活だろ? だけど、記憶を取り戻していくうちに思い出してしまったんだ。

――彼女たちの誰かが、俺を殺そうとしたことを。

あらすじ

上記参照

 
こんな人にオススメ!

・ヒロインたちが積極的に迫ってくるラブコメが見たい!

ヤンデレが見たい!

 
キャラ付けが面白い、個性的なヒロインたち

 この作品のヒロインたちは、無理のない範囲でパンチの強いキャラづけがされていました。

 一見、普通なんです。ちょっと重めのクラスメイト・明るさが売りの幼なじみ・毒舌だが素直な女友だち…。しかしそれだけにとどまらず、さらなるキャラづけがされていて、それが無理なく調和していました。

 ヒロインたちのキャラクターだけで作品をだいぶ楽しむことができました。

 また会話のセンスもとてもよかったです。クスッと笑える軽快なテンポ感。それが全てのキャラクターにあってとても読みやすかったです。


誰が自分を? 記憶を辿り進んでいくラブコメ

 この物語は、主人公のくー助が交通事故によって記憶を失ってしまっているところから始まります。そして病室に現れる、3人の美少女。

 彼が最後に覚えているのは女の子に押されて車道に出たということ。学校に友だちがほとんどいない彼を殺そうとするのは、その3人の女の子たちの中にいるはずだ-

 とても面白い設定でしたね。記憶を辿っていく物語なのでミステリという感じではなかったですが、謎に迫っていく感じは読んでいて楽しかったです。

 

最後に

 僕は純粋にキャラがよくて楽しめました。中でもヤンデレは大好物ですし、テンポ感のある会話も好きなので、自分にとても刺さる作品でした。ただちょっと、思うところがある場面もありましたが。

 結末もとてもよかったですね。あのような形でおさまって意外でしたが、僕はすごく好きな終わり方です。気になる人は読んでみてくださいね。

 今回はここらで終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。


まとめ

ジャンル:ラブコメ

面白さ:★★★☆☆

魅力:個性あふれるキャラたちと主人公の過去に迫っていく

 

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