特上カルビ無双【感想・作品紹介】
寿司なら炙りえんがわ、焼肉ネギ塩タンが一番好きです。どうも、にまめです。今回は、『特上カルビ無双』の感想を語っていきたいと思います。ネタバレなしです。
肉ってなんだっけ? ヒロインが大立ち回りのハイテンションバカラノベ!
窮地に陥ったアルヴィンとキャロル。竜に襲われる二人を救ったのは、トングを片手に現れた美女剣士だった――。そんな冒頭で始まるこの作品。バカラノベのジャンルにふさわしく、ジョークとトンデモ展開にまみれた、「くだらねえー!」と笑えるお話になっていました。
主人公のアルヴィンは剣を極め、破格の強さを手に入れた人間で、一般常識を持っています(ここ重要)。そんな彼がツッコミ役となり、愉快な仲間たちと旅をすることになる物語です。
なにはともあれ、キャラクターのパンチが強く、クスッと笑えるネタにまみれているところがよかったですね。なにより、くだらない。本当に頭を空っぽにして読むことができます。
個人的には、キャロルというキャラクターが一番好きでした。ネタバレを避けるため詳細は省きますが、作中のキャラの中で一番ぶっ飛んでいると言えるでしょう。残念姫……。
最後に
展開のスピードが速すぎたり、話のぶっ飛び方が急だったりと思うところはありましたが、概ね面白く、そしてバカラノベらしい物語だったと思います。よかったです。
まとめ
キャラクター:★★★★☆
世界観・雰囲気:★★★☆☆
展開・テンポ:★★☆☆☆
設定:★★★★☆