明日もきっと、ライトノベルと

読んだラノベの感想・レビューを載せています。面白かったもの、刺さらなかったもの。両方とも基本的にはレビュー作っていきます。楽しんでもらえれば幸いです!

特上カルビ無双【感想・作品紹介】

 寿司なら炙りえんがわ、焼肉ネギ塩タンが一番好きです。どうも、にまめです。今回は、『特上カルビ無双』の感想を語っていきたいと思います。ネタバレなしです。

f:id:nimamega:20200808125140j:plain

神聖ベジタリア王国は、突如として凶悪な魔物たちの襲撃を受ける。王国の剣客アルヴィンの孤軍奮闘も虚しく、あわやエルフの美姫キャロルは竜の餌食に―!?

そこに颯爽と現れたのは謎の美女剣士ミーティア。彼女が手にしていたのは、分厚く、大きく、鉄塊と見まごうほどの大剣、ではなく―。

「どうやってドラゴンを一太刀で?しかも、ト、トング!?」

「そんなの決まっている―焼肉を食べたからだ!」

焼肉戦士ミーティアは、アルヴィンにも「肉を食べ最強に至る資質=覇肉の才」が潜んでいることを見抜き、探索の旅へと誘う。

究極にして至高の肉を求める冒険がいま始まる!

肉ってなんだっけ? ヒロインが大立ち回りのハイテンションバカラノベ!

 窮地に陥ったアルヴィンとキャロル。竜に襲われる二人を救ったのは、トングを片手に現れた美女剣士だった――。そんな冒頭で始まるこの作品。バカラノベのジャンルにふさわしく、ジョークとトンデモ展開にまみれた、「くだらねえー!」と笑えるお話になっていました。

 主人公のアルヴィンは剣を極め、破格の強さを手に入れた人間で、一般常識を持っています(ここ重要)。そんな彼がツッコミ役となり、愉快な仲間たちと旅をすることになる物語です。

 なにはともあれ、キャラクターのパンチが強く、クスッと笑えるネタにまみれているところがよかったですね。なにより、くだらない。本当に頭を空っぽにして読むことができます。

 個人的には、キャロルというキャラクターが一番好きでした。ネタバレを避けるため詳細は省きますが、作中のキャラの中で一番ぶっ飛んでいると言えるでしょう。残念姫……。

 

最後に

 展開のスピードが速すぎたり、話のぶっ飛び方が急だったりと思うところはありましたが、概ね面白く、そしてバカラノベらしい物語だったと思います。よかったです。

 

まとめ

キャラクター:★★★★☆

世界観・雰囲気:★★★☆☆

展開・テンポ:★★☆☆☆

設定:★★★★☆

 

 

www.amazon.co.jp