明日もきっと、ライトノベルと

読んだラノベの感想・レビューを載せています。面白かったもの、刺さらなかったもの。両方とも基本的にはレビュー作っていきます。楽しんでもらえれば幸いです!

娘じゃなくて私が好きなの!?【感想・レビュー】

 どうも、にまめです。今回は、『娘じゃなくて私が好きなの!?』の感想を語っていきたいと思います。

f:id:nimamega:20200925062044j:plain

片思いの相手は幼馴染のママ!? 好きが爆発する超純愛ラブコメ!

「この子は、私が引き取って育てます」

私、歌枕綾子、3ピー歳。亡くなった姉夫婦の娘を引き取ってから早十年。高校生になった娘は、最近は幼馴染みの男の子、左沢巧くんといい感じ。もしかしたら付き合っちゃうかも?

タッくんはとってもいい子だし、私は大賛成ね。 え? 彼が私に話があるって、まさか『娘さんを僕にください』的な話なの? やだもう、ちょっと気が早すぎ――

「綾子ママ……俺、ずっとあなたが好きでした。俺と付き合ってください」

「……娘じゃなくて私(ママ)が好きなの!?」

隣の男の子が惚れていたのは、娘じゃなくて私だった!? 嘘でしょぉお!?

姉の娘を育ててきた女性と、そんな彼女に片思いをしていた少年。

長年の想いが爆発する超純愛ラブコメ、開幕!

恥じらうお母さんに胸キュン!?

 幼馴染のお母さんに恋してしまうという異色のラブコメ。「お母さん」という属性をライトノベルの、しかも正ヒロインに落とし込むというなかなか攻めた題材でした。

 率直な感想としては、僕には刺さらなかったですね……。

 「お母さん」というキャラ付けは最大限に発揮されていて、ラノベ的ラブコメを踏襲しつつ、魅力的なヒロインに仕上がっていました。

 ただ、綾子と巧の間、もしくはその周辺にドラマがあるわけでもなければ、ドキッとさせられるシーンもなんだかワンパターンで、一冊があっさり終わってしまった印象です。綾子に葛藤があるのもわかりましたが、そこも薄く感じてしまいました……。

 ですが僕が年上キャラがあまり好きではない、というのも綾子にときめかなかった理由の一つではあると思います。しかし、それを差し引いても、もう少しストーリーに厚みがあればなと思ってしまいました。

 

最後に

 望公太と言えば『ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?』がありますが、あちらはとても面白かったと思います。ただ、今回は刺さらなかったかなあ。ごめんなさい。

 

まとめ

客観的な視点で評価できないと判断したため割愛

 

www.amazon.co.jp