カノジョの妹とキスをした【感想・レビュー】
午後の紅茶だとどれが一番好きですか? 僕はレモンティー一択。知らんがな。どうも、にまめです。今回は、『カノジョの妹とキスをした』の感想を語っていきたいと思います。
浮気は罪か
ずっと話題になっていた作品でようやく読めました。最初の感想として、僕にはあまり刺さらなかったかなと。
構図としては、王道のラノベ的甘々ラブコメ。いたずらっぽい義妹の時雨と青臭い主人公の博道の掛け合いが心地よく、ドキッとできる場面も多い物語に仕上がっていました。
ただ、”不”純愛ラブコメと言う割にはだいぶ前振りが長かったかなあと思います。加えて、時雨が大好きな姉から奪おうとするほどの恋愛感情が博道に対して沸き上がった理由に説得力がなさすぎるし、博道自身に特別何か魅力があるともあまり思えません。
ですが、最後の展開は非常に続きを読みたくなるものになっていました。今後、ガチでドロドロになっていったらとても面白い作品になるかなあと思いますが、これは個人的な好みなので賛否がわかれるでしょう。ただの願望ということで。
最後に
不純系にするなら、もっと硬派な世界観・キャラクター作りだとよかったなあと思ってしまいます。ですがやっぱり続きは気になりますし、言ってしまえば序章ですので、2巻を楽しみにしたいと思います。
あと、同作者の『彼女の恋が放してくれない!』(GA文庫)は僕の青春ですしめっちゃ面白いので、この作品が好きな人はぜひあわせて読んでみてください! それでは
まとめ
キャラクター:★★★☆☆
世界観・雰囲気:★★★☆☆
展開・テンポ:★★★☆☆
設定:★★★★☆