地獄に祈れ。天に堕ちろ。2 東凶聖餐【感想・ネタバレあり】
牡蠣を食べに行ったのですが、死ぬほどおいしくて発狂しました。いや、死にました。いろいろ。そんなわけでどうも、にまめです。今回は、『地獄に祈れ。天に堕ちろ。2 東凶聖餐』の感想を語っていきたいと思います。
帰ってきたあのタッグ! 次の敵は本物の”死神”
今回もハイテンポ、ハイスピードな展開と熱いバトルを見せてくれました!
そんなわけで、第二巻。今回の彼らの相手は、ひょんなことから目覚めた本物の”死神”木蓮と魂を喰らう亡霊兵器――ポレヴィーク。
前回はどちらかというとアッシュに焦点が当てられていましたが、今回はミソギがメインのお話だったかなという印象です。
もちろん、アッシュもとても掘り下げられていましたが。
ミソギはとても正義感が強く、自分の正義に従って正しいことを行おうとするキャラクターでした。そんな彼に波を与えたのが、死神である木蓮。彼らの意見のぶつかりあいから、ミソギがどういう人間なのかをより知ることができましたね。
ミソギは誰よりも熱く、誰よりも優しい。木蓮が言っていたように、眩しすぎるくらいに。
また、『姉』から解放されたアッシュとフィリスの物語もとても面白かったです。人間的に成長することができたアッシュと、組織での存在理由を失ったフィリス。しかし、彼らはなんと”二人”でいばらの道を進むことを決めました。普段は噛み合ってないように見える彼らですが、今回もこれからも活躍してくれるのが楽しみです。
そして、アッシュに恨みを持つ『姉』の存在。正気を取り戻したアッシュが彼女にどういう態度をとっていくのか。これからも因縁の関係が続いていきそうで、今後の展望が楽しみです。
最後に
展開のスピードが止まらない、怒涛のテンポで魅せる九岡ワールドが今回も全開でした。バトルだけではなく、キャラクターの深いところまで潜り込めて、2巻に相応しい、今後が楽しみになるお話でした。最高!
まとめ
総評:★★★★☆