型破り傭兵の天空遺跡攻略【感想・作品紹介】
ブログを書いている今、お腹がすいて死にそうです。ラーメン食べたいです。助けて。タスケテ。どうも、にまめです。今回は、『型破り傭兵の天空遺跡攻略』の感想を語っていきたいと思います。ネタバレなしです。
彼の目にはなにが見えているのか
人類の技術発展のため、『天空の遺跡』と呼ばれるダンジョンに資源や遺物を求めて、騎士と呼ばれる戦士たちが戦いに挑みに行く。本作はそんな、ダンジョン攻略を題材にした、ファンタジー小説でした。
主人公のアインハルトは、栄誉ある騎士と異なり、金で雇われ仕事を行う傭兵。調子がよく、少々がさつな彼は、雇われ先で生真面目な騎士・アリアと出会います。
このアインハルトとアリアというキャラクターの関係性と、ファンタジーならではの展開・設定がうまく絡み合って、奥行きのあるお話になっていましたね。
ヒロイックファンタジーということで、やはり目を引かれるのはアインハルトのキャラクター性でしたね。ネタバレになってしまうので詳しくは話せませんが、この物語はダンジョンを攻略するというお話以上に、彼の個人的問題に向き合っていくお話であると言えます。
明るい表情の裏に暗い過去を隠したアインハルト。そして、そんな彼を見て様々な感情を起こさせられる堅物のアリア。彼らがどんな冒険を繰り広げるのか、というのがこの作品の面白いところだと思いました。いいね。
最後に
ゴードンというキャラが登場するのですが、個人的には彼が一番好きでした。かわいくないですか? めっちゃ面白いし。終始ゴードンを目で追ってしまっていましたね。
まとめ
キャラクター:★★★★☆
世界観・雰囲気:★★★☆☆
展開・テンポ:★★★☆☆
設定:★★★☆☆