明日もきっと、ライトノベルと

読んだラノベの感想・レビューを載せています。面白かったもの、刺さらなかったもの。両方とも基本的にはレビュー作っていきます。楽しんでもらえれば幸いです!

型破り傭兵の天空遺跡攻略【感想・作品紹介】

 ブログを書いている今、お腹がすいて死にそうです。ラーメン食べたいです。助けて。タスケテ。どうも、にまめです。今回は、『型破り傭兵の天空遺跡攻略』の感想を語っていきたいと思います。ネタバレなしです。

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人智を超えた技術の獲得のため、天空に浮かぶ太古の遺跡を攻略する空挺騎士団。その一つ“叡智の雫”に、副団長アリアの部下として雇われた“歴戦の傭兵”アインハルト。

その名に恥じぬ活躍で、遺跡を守護する偽神をねじ伏せ、罠を解き明かしていくアインハルトだったが、超技術の大国すら滅ぼした驚異的な強さの偽神に遭遇し全滅の危機に瀕し…!

「ここは任せな。俺は俺の仕事をこなすだけだ」

どんな窮地であろうと仲間の命は護り抜く型破りの傭兵が、百戦錬磨の経験と知識を武器に、謎に満ちた空を翔け巡る!

第25回スニーカー大賞特別賞受賞のヒロイックファンタジー、ここに開幕!

彼の目にはなにが見えているのか

 人類の技術発展のため、『天空の遺跡』と呼ばれるダンジョンに資源や遺物を求めて、騎士と呼ばれる戦士たちが戦いに挑みに行く。本作はそんな、ダンジョン攻略を題材にした、ファンタジー小説でした。

 主人公のアインハルトは、栄誉ある騎士と異なり、金で雇われ仕事を行う傭兵。調子がよく、少々がさつな彼は、雇われ先で生真面目な騎士・アリアと出会います。

 このアインハルトとアリアというキャラクターの関係性と、ファンタジーならではの展開・設定がうまく絡み合って、奥行きのあるお話になっていましたね。

 ヒロイックファンタジーということで、やはり目を引かれるのはアインハルトのキャラクター性でしたね。ネタバレになってしまうので詳しくは話せませんが、この物語はダンジョンを攻略するというお話以上に、彼の個人的問題に向き合っていくお話であると言えます。

 明るい表情の裏に暗い過去を隠したアインハルト。そして、そんな彼を見て様々な感情を起こさせられる堅物のアリア。彼らがどんな冒険を繰り広げるのか、というのがこの作品の面白いところだと思いました。いいね。

 

最後に

 ゴードンというキャラが登場するのですが、個人的には彼が一番好きでした。かわいくないですか? めっちゃ面白いし。終始ゴードンを目で追ってしまっていましたね。

 

まとめ

キャラクター:★★★★☆

世界観・雰囲気:★★★☆☆

展開・テンポ:★★★☆☆

設定:★★★☆☆

 

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